苔玉の育て方 水やり方法など4つの基本
苔玉を枯らしてしまったことありませんか。
僕も枯らしてしまったことあります・・・ 苔玉を枯らしてしまう原因で一番多いのが水切れだと思います。
もう枯らさないように、水やりなどの育て方4つの基本をご紹介します。
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目次
苔玉の2つの水やり方法
苔玉を枯らす一番の原因である水切れ。
盆栽のように何年も楽しむには水切れさせない事が重要です。
苔玉の上から水を掛けても表面を水が流れ落ちていき中まで染み込んで行きません。
苔玉の芯まで吸水させる方法を2つご紹介します。
お皿に水を張る【腰水】
水を張ったお皿などに水を溜めて吸水させる方法を「腰水」といいます。
半日でなくなるくらいの量を午前中にお皿に入れて、翌朝また水を入れます。
水の量が多すぎると過湿を嫌う植物は根腐れを起こしてしまいますので、半日経ってまだ水が残っていたら水を捨てましょう。
水に沈めてたっぷりと吸水【ドブ漬け】
苔玉をもってみて軽く感じたら、芯まで乾燥しているサインです。
水を入れたボウルやバケツに苔玉を沈めて下さい。
苔玉からプクプクと気泡が出なくなるまで数分間浸けておきます。
吸水し終わったら水を張っていないもとの場所へ飾りましょう。
苔も良い色に、肥料のやり方
苔は肥料を与えなくても育ちますが、植えられている植物には肥料があると丈夫に育っていきます。
しかし植物に合わせた固形肥料や規定量の液体肥料が苔に触れてしまうと、苔には強すぎて枯れてしまう恐れがあります。
ですので規定の倍率よりも2倍以上に薄めた液体肥料を苔玉全体に霧吹きで掛けて下さい。苔と植物全体にです。
肥料を与えると苔も濃い緑色になって綺麗になりますよ。
理想的な置き場所
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苔が自生している場所は日陰のイメージがありますが、他の植物と同じで光合成をします。
植えられる植物のほとんどが明るい風通しがよい場所を好みます。
ただし直射日光や強い風に当たるのは良くないのです。
苔玉の理想の置き場所は戸外の「明るい日陰」です。
でもこれはあくまで理想の場所なので絶対に戸外じゃないとダメというわけではありません。
むしろ室内で飾られてる人の方が多いでしょう。室内での飾り方は次でご紹介します。
もし戸外で管理する場合は、直接地面には置かないで、棚や板などの上に置きましょう。
生育環境に合わせた室内での飾り方
苔玉を飾る場所は理想は「戸外の明るい日陰」と紹介しましたが。
どちらかというと室内で飾って楽しむ人が多いんじゃないかと思います。
室内で飾る時は、なるべくその植物が好む環境に置きましょう。
室内に置きっぱなしにしておかないで、たまに戸外に出してあげるといいです。
明るい窓辺「多肉植物など」
多肉植物のように日光と乾燥を好む植物の場合は明るい窓辺などがおすすめです。
乾燥を好むので水やりは控えめにしましょう。
でも苔には乾燥しないように霧吹きを掛けて湿度を保ちましょう。
柔らかめの日差しの時に日光浴をするといいです。
明るい日陰のリビング「観葉植物など」
明るい日陰で育てることが出来る観葉植物は、室内管理の苔玉に最適です。
明るいリビングやレースカーテン越しの光が当たるような場所がおすすめです。
水やりは「腰水」で管理すると楽ですよ。
湿気のある水回り「水辺の植物など」
湿気を好む水辺の植物などは、バスルームなどの窓辺がおすすめ。
水辺の植物は水切れにとても弱いので気を付けて下さい。
「腰水」で管理しましょう。
包む苔には水気を好む「ハイゴケ」がおすすめです。
まとめ
苔玉を育てるのに一番気を付けたいのが水切れです。
水やりさえ忘れずに管理すれば何年も楽しむことができますよ。
「腰水」「ドブ漬け」とは別に苔への霧吹きも忘れないようにしましょう。
苔玉を作ってからしっかり育ててあげると、苔もすごく綺麗になりますよ。
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