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【観葉植物などの土・肥料】代表的な土12種とその特徴 肥料の要素

2016/10/20

土と新芽

鉢植えである観葉植物は、限られた用土を使用して育てられるため、その用土の良し悪しが生育に大きな影響を及ぼします。

観葉植物の用土のポイントは、

「水はけが良い」「水持ち(保水性)が良い」「通気性がある」「肥料をきちんと残してキープする能力がある」

数種類を混ぜ合わせて、その観葉植物に合った土を作ります。

ここでは、代表的な12種類の用土をご紹介します。

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初心者にオススメ【培養土】

スコップと土

あらかじめ基本用土と補助用土をブレンドし、直ぐに使用できるようになっている用土です。

まだ土づくりに自信がない初心者には失敗も少なくオススメの用土です。

観葉植物用と売ってあるものもありますので、まずはそれを使用すれば間違いないでしょう。

肥料分を含まない【赤玉土】

赤玉土

引用: https://de.wikipedia.org/wiki/Akadamaerde#/media/File:Akadama_dry_and_wet.JPG

水はけや水持ち、通気性に優れている関東ローム層の赤土です。ローム層とは、土壌のことです。

大、中、小とサイズがあり、肥料分を含まないのが特徴です。

鉢底に敷く【軽石】

軽石

通気性や水はけを良くするために鉢底に敷くのが一般的です。

用土として使用する時は、赤玉土の小粒と混ぜて使用します。

水はけ、水持ち、通気性が特徴【腐葉土】

腐葉土

広葉落葉樹の落葉が原料です。

植物の栄養となる有機物を含んでいます。

ですが、肥料効果よりも水はけや水持ち、通気性に優れているのが特徴です

水はけが良くなる【川砂】

川砂

固くて粒が粗いタイプの川砂を用土に混ぜると、

水はけが良くなります。

粒が粗く、1~2mmくらいの粒がオススメです

酸性強い【ピートモス】

ピートモス

引用: https://en.wikipedia.org/wiki/Sphagnum

水ゴケが湿地帯で准積し、やや炭化したものです。

水持ちや通気性に優れています

酸性が強いので、使用する時は、酸度調整剤を選びましょう。

酸性を好む植物に【鹿沼土】

鹿沼土

栃木県鹿沼地方でとれる火山性の酸性土です。

酸性を好む植物に使われます

粒子が粗いため、水はけや水持ちに優れています

水はけと水持ちに優れ、無菌【バーミキュライト】

バーミキュライト

引用: https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AVermiculite1.jpg

蛭石を高温で焼いたもので、無菌です

水はけと水持ちに優れています

単独で挿し床に使うなら、

水を含ませて圧縮して使うのがオススメ。

単体でも使用【水ゴケ】

水苔

山野に自生するミズゴケ科の植物を乾燥させたもの。

吸水性と水持ちに優れている。

ランや観葉植物には単体で使用されることもある用土です。

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根茎を隠すインテリアとしても【インテリアバーグ】

インテリアバーグ

樹皮を加工したもので、

用土としての他に、根茎を隠す為のインテリアとしても使用されます

通気性や排水性に優れ、用土の跳ね返りを防ぐ効果もあります。

水と空気を与える【ハイドロボール】

ハイドロボール

引用: https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AHydroton.jpg

粒の中に空気室を持ち、

植物に水が溜まった容器内で水と空気を与えることが出来る

別名「発泡煉石」とも呼ばれています。

ディッシュガーデンやハイドロカルチャーに【根腐れ防止剤】

 

ケイ酸塩白土やゼオライトを主原料に作られています。

底穴の無い器に植えたりする場合ディッシュガーデンやハイドロカルチャーなどの栽培に使用されます。

もちろん普通の用土として混ぜても効果はあります。

 

肥料の3大要素【チッ素とリン酸とカリ】

新芽

植物が成長するために必要な栄養のほとんどは土や水の中に含まれている微量要素で足ります。

ですが、肥料の3大要素と言われる

「チッ素」「リン酸」「カリ」

は多量に必要とするため、人為的に与える必要があります

3大要素をバランスよく含んだ粒状の配合肥料が使いやすいでしょう。

緩効性ならゆっくりと吸収させられます。

ですので観葉植物の様子を見ながら肥料の量を調節できます。

葉や茎の成長は【チッ素】

葉や茎の成長に必要な成分です

不足すると葉の色が悪くなり、成長も悪くなります。

花つきや実つきは【リン酸】

花つきや実つきを良くする成分です

不足すると花つきが悪くなり、葉にも影響を及ぼします。

根や茎、葉を丈夫に【カリ】

根や茎や葉を丈夫にする成分です

植物をしっかりと成長させ、耐寒性を高める効果があります

 

あとがき  大事なのはもっと植物を眺めて楽しむこと

水草水槽

僕は水草も好きで、よく肥料には悩まされました。

水草も必要な肥料は同じで肥料の3大要素を与えます

ですが単純に肥料を与えれば元気になるというわけではないんです

水草に与える肥料はそれぞれのバランスが大事で、どれかが多すぎても少なすぎてもダメで、バランスが悪いと水草が肥料をうまく吸収しきれません。

すると水槽内が栄養過多になり苔だらけです・・・

そのバランスを見極めるのが難しかったです。

何故かというと、3大要素の「カリ」以外は、水槽内では魚達の餌から、フンから、低床のソイルからと、栄養素が溶け出しているんです

そうなると

何が足りないのやら、多いのやら・・・

ベテランのアクアリストだったら水草の状態を見て何が必要かが分かるのですが、僕にはわからなかったです・・・

水草をもっと眺めて楽しむ(観察する)ことが必要だったんです。

肥料の与えすぎは水草水槽の崩壊を招いてしまいます。

ですので基本は水槽内は貧栄養状態で管理します。

僕は観葉植物の肥料に関する知識はまだまだ足りないですが、観葉植物や花なども

肥料の与えすぎは注意です。

少しづつ様子を見ながら与えてあげましょう。

それから弱っている状態の時に与えても逆効果です。

僕たちも病気の時には食欲がありませんよね。

植物達も同じです。

その時はまず

弱っている原因を取り除きましょう。

育てている植物の異常サインに気づいてあげるには、

常日頃から見て楽しむことですね。

インテリアとして飾ってるだけでなく、コーヒーでも飲みながら眺めて楽しんで下さい。

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