サンセベリアの育て方 植え替え方法や水のやり方
2016/10/20
サンセベリアといえばマイナスイオンを放出する植物として有名ですよね。
太くて短い根茎をもつ常緑の多年草。
多肉植物の一種とされ、非常に丈夫です。
色んな形の種類がありさまざまなインテリアに合わせられます。
スポンサーリンク
目次
サンセベリアの基本データ
学名:Sansevieria
植物分類:リュウゼツラン科 サンセベリア属
原産地:アフリカ 南アジアの熱帯~亜熱帯
好みの日当たり:明るい日陰
水やり:乾燥気味
サンセベリア 定番種の虎の尾 風水効果は?
サンセベリアで最も多く出回っているのが、この「ローレンティ」で、別名「虎の尾」と呼ばれています。
色んな形の種類がありますが、サンセベリアと聞いたら、これをイメージする人が多いと思います。
風水から見ると、サンセベリアの葉の形状から、陽の気を出して良いエネルギーを作り出すようです、そして悪い気は浄化してくれるそうです。
そして幸福をもたらします。
名前の由来になった虎模様は魔除け厄払いの効果があるそうです。
また「千歳蘭」という和名もあり、長く続くという意味が込められており、花言葉も「永久」「不滅」とつけられています。
【サンセベリアの育て方】 置き場所や水やり方法は?
数時間日の当たる場所で
5~9月の生育期には、半日陰や明るい日陰が適しています。
耐陰性はありますが、多少の日光は必要です。
一日数時間は日の当たる場所がいいです。
繁殖も容易です。
特に斑入りの品種は、
直射日光は葉焼けを起こすので避けましょう。
葉に水分を溜めます、乾燥気味に
多肉植物の一種で葉に水分を溜めることが出来るので乾燥気味に育てましょう。
春から秋は土の表面がしっかり乾いてからたっぷり水を与えます。週1回ほどを目安に。
低温期には休眠します冬は断水します。
でも室内温度が15℃以上であれば天気の良い日に水を与えて下さい。
水を控えてて新芽が出ないようであれば、根腐れしている可能性があります。
寒さには弱いです
夏の暑さには強いですが、乾燥を好むので蒸れないように気を付けましょう。
気温が20℃以上になると生育期に入ります。
寒さには弱いので、冬は10℃以上ある部屋で育てましょう。
温度が低くなると葉色が悪くなります。
丈夫に育てるには
サンセベリアはよく生長します、生育期に肥料を与えると丈夫な株に育ちます。
液体肥料であれば月に1~2回やや薄めにした肥料を与えて下さい。
固形の緩効性肥料であれば初夏に1回でいいでしょう。
スポンサーリンク
サンセベリアの植え替え方 時期や土は?
サンセベリアはよく生長し根が詰まるので2年に一度は根詰まりのチェックをしましょう。
植え替えサインは
- 水やりしても土に水が浸み込んでいかない。
- 鉢の底から根が出てきた。
- 適切な管理をしているのに調子が悪い。
- 2年以上植え替えしてない。
一つでも当てはまるようでしたら植え替えをしましょう。
植え替えの時期はいつ?
5~6月の生育期初期が適しています。
植え替え後に生育旺盛な時期に入ることでダメージの回復が早くなります。
どんな土を使えばいい?
サンセベリア用の土が市販されています、それを使うのが失敗もなく間違いないです。
観葉植物用の土でも大丈夫です。サンセベリアは乾燥気味が好みなので、水はけが良くなる用土を混ぜるといいでしょう。
鉢のサイズは?
鉢のサイズは一回り大きいサイズにしてください。
何故かと言うと、大き過ぎる鉢にしてしまうことによって、土の量が増えます、すると水の保水量も増えます。
そのサンセベリアにはまだそれだけの水を吸水出来るだけの根がありません。
ですので、水分が残り鉢内の過湿状態が続いてしまい根腐れを起こしてしまう危険性があるからです。
植え替え方法
- 植え替え前に2~3日土を乾燥させます。
- 鉢から株を抜き、1/3くらい土を落とします。傷んだりしている根は整理しましょう。
- 鉢に排水が良くなるよう軽石を2~3cmほど敷きます。
- 土を数cm入れてサンセベリアを入れます。
- 隙間に土を詰めていきましょう。
- 細い棒などで挿して土を行きわたらせましょう。
- 鉢の口から4cm下くらいまで土を入れます。水やりの時に水が流れ出ないようにするウォータスペースです。
- 水をまんべんなく与えて下さい。隙間が出来ていた部分に土が流れ込みます。
- 水やりをして沈んだ分の土を足して完成です。
植え替え後の管理が大事
植え替え後はサンセベリアが弱っています。元気になるまで通常とは違う管理をしましょう。
強い日差しは避けて、明るい日陰で管理しましょう。
まだ根が吸水できません、水やりは控えて、土が完全に乾いたら与えましょう。その分葉水を与えて下さい。
根付いて元気が出るまで、肥料も与えません。
調子がよくなるまで1~2週間、場所移動等の環境変化はやめましょう。
株分け、葉挿しで増やせます
サンセベリアは株分けや葉挿しで増やすことも出来ます。
余り株を大きくしたくない時などは株分けをするといいです。
株分け方法
植え替えの時に細かい根が出ている子株が付いていたら株分けできます。
ハサミで切り分けて下さい。
気を付けたいのが、切り口から菌が入ったり、水分が出て根腐れを起こす危険性があるので、切り口を1日乾燥してから植えましょう。
後は植え替え後の管理と同じです。
葉挿しの方法
元気な葉を10cmくらいに切り分けます。切り分けると上下が分からなくなるので印などをつけておくといいですよ。
切り口を1日乾燥させます。
そして土に1/3ほど挿して、直射日光の当たらない場所で管理してください。
しばらくすると根が出てきます。それまでは水は与えないでください。
まとめ
サンセベリアは水の管理がとても楽です。
少しくらい水やりを忘れたって全然枯れません。
丈夫でスタイリッシュ、マイナスイオン空気清浄効果もあります。
忙しくて植物の管理ができないけど部屋に観葉植物が欲しい、多肉植物やサボテンはイメージが違う、そんなあなたにおすすめなのがサンセベリアです。
手間をかけずにグリーンライフを楽しんでください。
スポンサーリンク