【ウンベラータの植え替え】失敗なし!元気がない、成長しないとき、夏に向け行おう
1年半くらい育ったフィカス・ウンベラータ。
だいぶ根も回ってきて根詰まり仕掛けで、土の吸水具合も悪かったです。
成長も鈍くなりかけていたので植え替えをしました。
植え替え手順を記録しましたので紹介します。
この手順で行っていただければ失敗しないでできますよ。
失敗しないと言いましても、そんな難しくないですし、特別なことはないので安心して行ってくださいね。
スポンサーリンク
目次
ウンベラータの失敗しない植え替え方
8号のプラ鉢に植えられたフィカス・ウンベラータの植え替えです。
ウンベラータの成長は早くて、結構背が高くなっていました。
この写真に写ってる右側のは150cm以上に育っていました。
左側のは同じ時期に同じ場所、同じ様に育ててたのに何故かあんなにも差が・・・
どちらも結構過酷に育てていて、辛かったと思います。
ごめんなさい・・・
今回10号の素敵な鉢があったので、それに植え替えました。
手順① 鉢に土を仕込む
素敵な10号鉢の底穴に園芸ネット敷きます。
鉢底石を、底がある程度隠れるくらいまで入れてください。
そして土を、ウンベラータを入れた時にいいぐらいの高さになるくらいまで入れます。
今回使った鉢底石は、ホームセンターで売っていた、「かーるい鉢底石」というのを使用しました。
従来の物より5分の1の軽さで、発泡性になっていて小さい穴が無数に開いています。
その穴から根に大切な酸素を送り込むことができる優れもの。
しかも使用後は崩して土壌改良材として再利用が出来ます。
10号鉢に植えるとなるとかなり重量が重くなってきますので、少しでも軽くなるようにもこの石はオススメです。
ウンベラータのサイズに対し、若干鉢が大きいと思いましたので、
市販の観葉植物用の土に水はけが良くなるように赤玉土の小粒をブレンドしました。
もちろん観葉植物用の土だけでも大丈夫ですよ。
観葉植物用の土は既に何種類かの土が、観葉植物に適した配合でブレンドされていますので。
今回は水はけをアップさせる為でした。
【観葉植物などの土・肥料】代表的な土12種とその特徴 肥料の要素
手順② ウンベラータを鉢から出して、根の整理
ウンベラータを鉢から出しましょう。
根が回りパンパンになって抜けにくい場合は、無理に引っこ抜かないでくださいね。
鉢をコンコンと叩いたりして、抜いてください。
やっぱり根が結構詰まりかけていました。
寒い時期の植え替えは避けたかったので、春まで待っての植え替えでしたが、根腐れしないで良かったです。
冬場は水はかなり控え目にしてました。
これから夏に向けて暖かくなるので、植え替えをしてグングン成長していただきましょう。
根の整理をします。
今回は根が結構綺麗でしたので、軽くほぐしながら3分の1ほど土を落としました。
もし、古くなったり、腐ったりして黒くなった根があれば取り除いてください。
鉢一杯に根が張り巡らされていましたね。
水が土に中々染み込んで行かないわけです。
手順③ 新しい鉢に植え込む
手順①で仕込んでおいた鉢に、ウンベラータを入れます。
そして隙間に土を入れていきましょう。
ウォータースペースを確保するため、鉢の淵から5cmくらいまで土を入れていきました。
10号鉢なので、これくらいのウォータースペースをとってもいいです。
もっと小さい鉢の場合でしたら2cmとか3cmでもいいですよ。
大体、僕の人差し指位の長さを取りました。
購入してきた土が丁度でした・・・
赤玉土でうまい具合に量増しになっていました。
植え替える鉢のサイズから土の量を調べてから土を購入してきてくださいね。
まー横着い僕でした・・・
手順④ 水やりと土追加
ここまで出来ましたら、鉢の側面等を軽くコンコンと叩いて土をなじませます。
軽く持ち上げれるサイズの鉢なら、コンコンと軽く底をテーブルの上などで打つといいですよ。
次にたっぷりと水を与えます。底穴から水が出てくるまで与えて下さい。
水を与えた時、鉢の中で空洞があれば、土がそこに流れ込みます。
すると表面の土が陥没しますので、土を足してください。
これで完了です。
スポンサーリンク
植え替え後の管理
植え替え後はまだ根が張ってないので、吸水が出来ません。
しばらくは葉水だけで過ごしましょう。
様子を見ながら、1週間もすれば落ち着いてきます。
置き場所は、明るい部屋でいいですが、あまり強い光が直接当たらないようにして下さいね。
詳しくはこちらの記事の、「植え替え後の管理は大事です」の項目をご覧ください。
→観葉植物の基本の植え替え方 時期はいつ?どんな土や鉢がいいの?
最後に
今回ウンベラータの植え替えでしたが、他の観葉植物でも同じやり方で行けます。
ウンベラータだからと言って特別なことはしてないので、違う観葉植物の植え替えの時も参考にして下さいね。
このウンベラータの植え替えは一人で行ったのですが、出来ればこれくらのサイズになると二人で行った方がいいと思います。
ウンベラータはまだ軽いのでいいですが、重たい種類でしたら大変です。
ウンベラータはグングン上に成長していくので、どこまで伸びていくか楽しみ!
天井までいかないかなー、なんて密かに思ってます。
スポンサーリンク