ドラセナの基本の育て方 剪定についてや、おすすめコンシンネの種類
赤、黄、白といったカラフルな葉をもつ種類が多く、細い幹がくねりと曲がったユニークな樹形のものも出回っています。
幅広の葉や細い葉など個性を持った観葉植物。切り花としてもよく流通しています。葉を丸めて使ったりとても重宝される葉物。
写真はドラセナ・リフレクサの一種「ソング・オブ・ジャマイカ」
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目次
ドラセナの基本データ
学名:Dracaena
植物分類:リュウケツジュ科 ドラセナ属
原産地:熱帯アフリカ 熱帯アジア
好みの日当たり:半日向
水やり:乾燥気味
ドラセナの育て方 元気に丈夫に育つ、置き場所や水やりなどについて
ドラセナは色々種類がありますが、基本的な育て方をご紹介します。
置き場所
基本的には明るい室内で大丈夫です。
直射日光は葉焼けを起こしますので避けましょう。耐陰性はありますが、あまりに日照不足になると葉が貧弱に育ってしまいます。
室内で育てていると、茎が日光の方に向かって伸び、曲がってしまうので、時々鉢を回して向きを変えましょう。
日陰で育てていたものを日光に当てる時は徐々に馴らしてあげます。じゃないと急な環境変化にはついて行けず葉焼けしてしまいます。
温度について ドラセナは寒さに弱い
もし外で育てているのであれば、朝の最低気温が15℃を下回るようになったら、室内の暖かい明るい部屋に移動させましょう。
そして5℃以上の温度で管理しましょう。
水やりについて 乾燥気味を好みます
基本的にはドラセナは乾燥気味に育てるのを好みます。
生育期の5~9月は土の表面が白くしっかりと乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。
最低気温が20℃以下になってきたら水やりの回数を徐々に減らしていきましょう。冬場や日陰で育てている時は水のやりすぎで根腐れを起こしてしまう危険があるので、
土がしっかりと乾いたら与えて下さい。
余りにも放置して水不足になると、葉先が枯れこんでくるので注意しましょう。
害虫予防法
日当たりが悪いとカイガラムシが発生することがあります。日照不足にならないよう注意しましょう。
たまに葉水をすることで予防にもなります。
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剪定について
ドラセナは上にどんどん伸びる観葉植物です。ですので高くなり過ぎた時は切り戻して、新しい脇芽を出させ、そして仕立て直しましょう。
生育期前の4月~5月中旬までに行うと、年内に新芽が出てきます。
もし根元から強い新芽が出たら親株が弱ってしまいます。ですので、その新芽を摘み取るか、もしくは世代交代と考え、仕立て直します。
ドラセナコンシンネ カッコよさ抜群おすすめの種類
幸福の木など、よく見かけるドラセナではなく僕が好きな幹や葉がカッコいいドラセナ・コンシンネの品種を紹介します。
コンシンネ・レインボー
名前の通り、虹のような鮮烈な赤い葉をしています。
ひとねじりしてある幹がポイントで、これを一鉢飾るだけで目を引く一鉢。
コンシンネ・ホワイトホリー
日当たりの良い場所に置くと葉がいい発色をします。でも強い日差しは葉焼けを起こしてしまします。
写真のように小鉢を3兄弟のようにかため置きし、少しづつ違う株の個性を楽しもう。
コンシンネ・マゼンタ
このドラセナは太くがっしりと育つ品種です。明るい場所に置き、寒暖差があると、色がより「黒っぽくなります。暗い環境だと緑が濃く育ちます。
写真は思い切って剪定されたカッコいい一鉢。
コンシンネ・トリカラー
緑と赤をベースに黄色の斑が特徴のドラセナ。
とても芽吹きやすく、曲がりやすいので、細かく枝を仕立てることができます。
写真は3色の葉に反するグレーのスクエア鉢がドラセナを引き立たせ、かつカッコよさを醸し出していますね。
まとめ
ドラセナもとても丈夫な観葉植物なので、この記事を参考に基本的なことを押さえれば楽に育てることができますよ。
- 直射日光を避けて、明るい部屋に置く
- 水やりは乾燥気味に。冬場や日陰では土がしっかり乾いてから与える。
- 寒さには弱めなので、朝の最低気温が15℃を下回るようになったら、室内で5℃以上の温度で育てましょう。
ドラセナは人気で種類も豊富にあり、よく出回っております。是非あなたのお気に入りの一鉢を飾って楽しんでください。
僕は細い幹が見えているのが好きで、今回紹介したような細くても存在感がある幹のドラセナがいいです。
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