長く楽しもう【多肉植物の増やし方・植え替え方】
2016/10/15
多肉植物はあまり形が変わらず、成長が遅いイメージを持っていませんか?
実は種類にもよりますが、結構目に見えて成長していきますよ。
成長してきたら植え替えなどの、少し手間をかけてあげれば、長く、もっと楽しめますよ。
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目次
【植え替え・挿し木】梅雨時、休眠期は避けましょう
植え替えや挿し木、株分けなど、そういった作業はすべて梅雨時を避けて、生育期の前半に行いましょう。
2~3日前から断水をして乾かした状態で行います。
水やりの再開は根付いた後や、発芽、発根してからにします。
多肉植物をカットする時は切れ味のいいハサミを使いましょう。
その方が組織を傷付けず、発根しやすくなります。
根が詰まってきたら【植え替え】
多肉植物を買ってから2~3ヵ月もしてくると、根が大分回ってきて根詰まりを起こします。
鉢の底穴から根がヒョロっと出てきていたり、水をあげた時に水が中々滲みていかなかったりしたら、植え替えサインです。
適した時期を待って植え替えをしましょう。
ステップ1:枯れた葉は取り除き、綺麗にして、鉢から株を抜きます。
ステップ2:手で根をほぐしてください。 土を3分の1~半分くらい落とします。
傷んだ黒ずんだ根を切り落としましょう。
ステップ3:一回り大きな器に株を入れて、乾いた多肉植物用の土を入れて下さい。
その時土が全体に行きわたるよう、
割りばし等の細い棒で土をプスプス刺して入れていって下さい。
ステップ4:水やりは3~4日後辺りの根付いた後にやりましょう。
大きくなって窮屈そうなら【株分け】
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多肉植物も育ててると大きく成長してきます。
一株が大きくなるものや、親株の周りにポコポコと可愛らしい子株が産まれてきたり。
そんな子株が成長してくるとだんだん鉢が窮屈に。
株分けをしましょう。
簡単に分けれますよ。 楽しくてどんどん増やして育ててる人もいますよ。
ステップ1:株を鉢から抜き土を落としましょう。そして親株から子株たちを分けます。
手で簡単に分けれます。
ステップ2:根の整理をしましょう。
傷んだ根や古い根があったら半分くらい残して取り除いて下さい。
ステップ3:一株、もしくは数株づつ、植え替えの要領で植えつけましょう。
ステップ4:水やりは3~4日後。
ヒョロっと徒長してきたら【切り戻し】
茎が長く伸びすぎてしまうと、格好が悪く、何かヒョロヒョロして元気がないように見えちゃいます。
更に成長の妨げにもなるんです。
切り戻しをしましょう。
切るだけです。
ステップ1:下から2~3芽を残してよく切れるハサミでカット。
以上です、簡単ですね。 同時に植え替えもすると多肉植物にとってより良い環境になります。
切った茎は挿し木にしましょう。
手軽に増やせる【挿し木・葉ざし】
切って、土に差し込むだけ、このお手軽さ。
多肉植物の魅力の一つです。
枯れてしまっても葉が一枚あれば復活できるんです。
生命力がすごいです。
「挿し木」
ステップ1:さし穂を取ります。
挿し木したい多肉植物の下から葉を2~3枚残したとこをカットしてとります。
ステップ2:さし穂の下葉を取り除き、1cmほど土に差し込む部分を出しときましょう。
そして3~4日くらい切り口を乾燥させます。
ステップ3:器に乾いた多肉植物用の土を入れて、穴を開けてさし穂をさします。
ステップ4:水やりは1週間後です。
「葉ざし」
ステップ1:葉ざしにする葉を取ります。弱ってたり、傷んでる葉は避け、綺麗なぷっくりと元気な葉を選びましょう。
ステップ2:器に乾燥した多肉植物用の土を入れて、葉の切り口の方を軽く土に埋まるくらいにさしておきます。
ステップ3:つけ根から発根して新しい芽が出てきたら、3~4日後に水やりをしましょう。
まとめ
多肉植物を増やす方法は簡単なので是非挑戦してみてください。
葉がポロッと取れてしまってもそれを捨てないで土の上に置いててみてください。
知らないうちに気づいたら発根していますよ。
小さい子株たちを並べても可愛らしく楽しめます。
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