金木犀(キンモクセイ)の育て方 鉢植えや剪定方法や時期
2016/10/14
秋になるとフワッと漂う甘い香り、香水やアロマとしても人気の高い金木犀(キンモクセイ)の香り。
秋の訪れを感じさせてくれるいい香ですよね。
そんな金木犀(キンモクセイ)の育て方をご紹介。
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目次
金木犀(キンモクセイ)の好む場所は?
キンモクセイは日光が大好きな植物です。
ですので日当たりのいい場所で育てることが大前提。
キンモクセイは常緑樹なのですが、日照不足になると枝はヒョロヒョロに育ち、葉が散ってしまうこともあります。
もし新しい枝から葉が散るようであれば、病気や害虫の前に日照不足ではないかを疑ってみて下さい。
キンモクセイは寒さに弱いので、土が凍みるような寒い地域では地植えには向いていません、東北より南の地域で冬場マイナス気温にならない地域が適しています。
鉢植えでしたら寒い時期は室内の日光がよく当たる風通しの良い場所に置きましょう。
金木犀(キンモクセイ)は綺麗な空気で花がつく
キンモクセイは排気ガスだったり、空気が汚れた場所が苦手です。
そのような場所で育てると、花が付かなかったり、花が咲いても香りが弱いなどの障害がおきてしまいます。
葉に汚れがつくことが原因だそうです。 ですのでたまに葉に水を掛けて汚れを落としてあげると花付きもよくなります。
キンモクセイの甘い香がする場所は空気がきれいだということですね。
金木犀(キンモクセイ)の植え方「地植え」と「鉢植え」
キンモクセイは地植え、鉢植えどちらでも育てられます。
植えつけや植え替えをする時期は4~5月が適しています。
地植えの方法
地植えをする場合そこがやせ地なら、前もって堆肥や地植え用の肥料などを混ぜて1週間ほど馴染ませておくといいでしょう。 ただし窒素(N)の少ない肥料にしてください。 窒素(N)が多いと花付きが悪くなります。
でもその土地がやせ地なのかどうかなんて見分けがつかないですよね、ですので少なめに施しておくか、肥料は混ぜないで植えつけた方が失敗がないかと思います。
様子を見ながら肥料を与えて下さい。
鉢えの植えつけ、植え替え方法
観葉植物などの植え替え時は一回り大きい鉢を使うのが基本ですが、
キンモクセイはとても大きく生長する樹木です。
ですので、あらかじめ大きい鉢に植えつけしましょう。
大きい鉢な分だけ土の量が多いので、根に対しての水分量も多くなるため根腐れの危険性が出てきます。
その対策として水はけを強化しましょう、鉢底に入れる軽石を基本より多めに入れます。 鉢の1/3くらい入れて下さい。
キンモクセイが好む土は酸性です、それから鉢植えの場合は肥料と水はけも良くしたいので、
赤玉土7:腐葉土3
がおすすめの配合です。
上記のポイントを押さえて、植えつけ、植え替え方は観葉植物などの基本の植え替え方で大丈夫です。
根がいっぱいになってきたら植え替え時です、2~3年に1回は植え替えが必要になってくるかと思います。
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水やり方法や肥料は?
地植えの場合:されたキンモクセイは根付いてしまえば水やりは必要ありません。肥料は2月頃にリン酸(P)、カリ(K)が多い肥料を与えて下さい。
鉢植えの場合:水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えて下さい。水切れには注意を、花がつかなかったりします。
肥料は地植えに比べ与える回数が多いです。
2月頃にはリン酸(P)、カリ(K)が多い緩効性肥料を。
5月と開花前にはリン酸(P)が多い緩効性肥料を与えて下さい。
金木犀(キンモクセイ)の剪定方法と時期
剪定の時期は新芽がでる前の2~3月、もしくは開花後の10月に行いましょう。
キンモクセイは刈込に強いので、花が咲いた時の完成形をイメージしながら剪定するといいですよ。
ポイントは枝が重なっているところや、混みあっている部分、飛び出している枝を切って風通しを良くしてあげましょう。
ただし、丸坊主になるような刈込は止めましょう、枝枯れしてしまいます。
挿し木の方法
キンモクセイは挿し木で増やすことが出来ます。
- 6月頃の梅雨の時期に、新しく伸びた枝を10~15cmくらいの長さに切ります。
- 切り口を斜めに切って、切り口を水に2~3時間ほど浸けて水揚げをします。
- 葉を4~5枚程度残して、赤玉土やバーミキュライトに1/2くらい挿し込みます。
- 乾燥しないように水やりはしっかりとやりましょう。
- 日陰で管理します。
キンモクセイは発根しにくいので、水揚げ後に発根促進剤をつけるといいですよ。
花が咲くまで育てるには5年くらいかかります。
まとめ
キンモクセイを育てるポイントは、
日当たりのいい場所
暖かい地域
綺麗な空気
鉢植えの場合は水はけを良くする
育って花が咲いたら、その枝を切り、家の中でもキンモクセイの魅力である、その香りを楽しんでみて下さい。
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