ブルーベリーの育て方 初心者の方へ植え替え方法や肥料、おすすめの品種
2016/10/14
おいしい実を付けるブルーベリー、観葉植物としても、切り花のように枝物としても出回っています。
ポイントさえ押さえれば簡単に収穫できちゃう。
おいしくて、体、目にもいいブルーベリーを育ててみませんか。
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目次
育てる環境に合った品種を選ぼう
ブルーベリーは全国各地で育てることが出来ますが、各地域の気候など環境に適した品種を選ぶことがポイントです。
品種によって耐寒温度などが違い、寒い地域では育たなかったりするからです。
栽培できるブルーベリーには「ノーザンハイブッシュ系」「サザンハイブッシュ系」「ハーフハイブッシュ系」「ラビットアイ系」の4種類があり、その4種類からさらに品種が広がっていきます。
そして結実させたい場合には
同じ系統の別種類を2種類一緒に育てて受粉させましょう。
各地域のおすすめ種類
北海道、東北地方、本州中部の標高が高い地域など、冬場の寒さが厳しい地域におすすめの種類は
ノーザンハイブッシュ系・ハーフハイブッシュ系
耐寒性が強い種類です。
関東北部~東海、近畿、中国、九州南部など冬場が比較的温暖な地域には
ノーザンハイブッシュ系・サザンハイブッシュ系・ラビットアイ系
3タイプを育てることが出来ます。
鉢植えに適した品種は
家庭で育てる場合の樹形や大きさは置く場所の広さなどに合わせたサイズを選びましょう。
鉢植えにおすすめの品種は、
「ハーフハイブッシュ系=トップハット、チッペワ」
「サザンハイブッシュ系=サンシャインブルー、ケープフェアー」
「ラビットアイ系=ティフブルー」
小型で扱いやすく樹形が美しい品種です。
ブルーベリーの育て方のポイントは?
ブルーベリーの植え替えや水やり、置き場所などのポイントを押さえて、育てましょう。
「植え替え方法」 ブルーベリーは酸性の土を好む
ポットで買ってきたブルーベリーの苗や、育って大きくなった時は植え替えしましょう。
ブルーべリーは酸性の土を好みます。
ブルーベリー用の土がホームセンターなどで販売されていますので、それを使うのが間違いないでしょう。
もし土づくりをするのであれば
「ピートモス7:鹿沼土3」
がおすすめです。 でも注意してください、酸度調整されたピートモスは適しません。
植え替え時期は春と秋、休眠期が適しています。
植え替え方は観葉植物の基本の植え替え方で大丈夫です。
植え替え後は毎日水やりをしてください。
置き場所は日当たりのいい場所に置きましょう。
「水やり」ブルーベリーは水が大好き
ブルーベリーの鉢植えで育てる時の最大のポイント、
それは水やりです。
ブルーベリーは乾燥に弱いので、水やりは
春・秋は1日1回、夏は毎朝晩1回
目安としては土の表面が乾いたらたっぷりと与えて下さい。
肥料の与え方
「窒素(N)」「リン酸(P)」「カリ(K)」が等分に含まれた肥料を与えましょう。
年に3~4回、緩効性の固形肥料がおすすめです。
時期は春3月頃に与えて、5月と9月に追肥を行うといいでしょう。
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剪定のポイント
剪定時期は枝が伸びる夏と、落葉後の冬に行います。
ポイントは
- 古い枝は付け根から切ります。
- 内側に伸びて止まっている枝も切ります。
- 鉢に対して横に伸びてる枝も切ります。その枝が元気な枝でしたら挿し木に使えますよ。
- 株元から離れた場所から土の表面から枝が出てきていたら切ります。(その枝をサッカーと言います。)
- 上に向かっている枝は残しましょう。
もし樹木をもう少し育てたいのであれば1年目は花芽を全て除去し、2年目は20cm以上の枝にだけ花芽を残しましょう。
収穫のポイント
6月~9月はお楽しみの収穫の時期です。
摘み取るタイミングは、
実が完全にブルーに染まってから4~7日後
摘み取ったブルーベリーはそれ以上熟すことがないので、熟してから摘み取るようにしましょう。
朝露がついてたら乾いてから摘み取りましょう。
底の浅い容器に摘み取るといいですよ。
濡れていたら風で乾かしましょう。
取り残しはしないようにしましょう。
まとめ
ブルーベリーを育てる時のポイントは
- 地域の気候、環境に合った系統を選びましょう。
- 土は酸性の用土を使う。 ブルーベリー用の土が販売されています。
- 水は毎日たっぷり与えます。
- 収穫するには、同じ系統内の別品種を2種類育てて受粉させましょう。
ブルーベリー狩りは子供も大人も楽しめていいですよね、おいしいし目にもいい。
それが自宅で楽しめる、是非ブルーベリーを育てて楽しんでみて下さい。
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