植木鉢のサイズと土の量・号数の大きさは?
2016/10/14
植木鉢も色々あって悩みますよね。
素材によってそれぞれ特徴がありますし、サイズに対しての土の入る量、
それから号数もわからないですよね。
ネットで買う時なんかは実際に目で見ることが出来ないので、これを知っていると便利ですよ。
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目次
鉢の号数とはどんな大きさ?
よく鉢の大きさや、観葉植物などの大きさを号数で表してますよね。
「3号鉢」や「8号鉢」というように。
ではその「号」とはどんなサイズ規格なのか。
号とは口径(直径)を表す単位
この「号」という単位は、丸いものつまり口径(直径)を表す単位で、
植木鉢以外にも、ケーキや花火などにも使われています。
ですので、これを覚えておけば植木鉢以外にでも役に立ちますよ。
「1号=3cm」です。
例えば5号でしたら、「3cm×5=15cm」となります。
つまり口径(直径)が15cmの植木鉢ということです。
最近は植木鉢のデザインや形も四角だったりさまざまで、号数ではなくcmで表しているものもあります。
土の量はどれだけ入るのか
口径(直径)が分かれば後は高さを調べて計算できるのですが、できるらしいです・・・
半径×半径×3.14×・・・・・
いやいやこんな計算すぐできません・・・よね、
僕にはできません・・・
一般的によく使われる植木鉢のサイズ別に口径(直径)と土の容量をまとめました。
植木鉢の高さは深鉢や浅鉢などさまざまですので、スタンダードなサイズの土の量となっています、目安として参考にして下さい。
2号鉢:「口径 / 6cm」 「土の量 / 0.06L」
3号鉢:「口径 / 9cm」 「土の量 / 0.3L」
4号鉢:「口径 / 12cm」 「土の量 / 0.6L」
5号鉢:「口径 / 15cm」 「土の量 / 1.3L」
6号鉢:「口径 / 18cm」 「土の量 / 2.2L」
7号鉢:「口径 / 21cm」 「土の量 / 3.5L」
8号鉢:「口径 / 24cm」 「土の量 / 5.1L」
9号鉢:「口径 / 27cm」 「土の量 / 7.3L」
10号鉢:「口径 / 30cm」 「土の量 / 8.4L」
11号鉢:「口径 / 33cm」 「土の量 / 10L」
12号鉢:「口径 / 36cm」 「土の量 / 14L」
鉢の選び方ポイント
植える植物に対してちょうどいいサイズを選ぶことが大切です。
大きすぎてもダメ、小さすぎてもダメです。
植物の根は鉢壁にぶつかると、そこで分岐して伸びていく性質があります。
ですので小さすぎると、直ぐに鉢壁にぶつかり分岐する根だらけになり根詰まりを起こしてしまいます。
大きすぎると、土の量が増え、保水量も増えます。すると保水された分を吸水するだけの根がないので鉢内の過湿状態が続きます。
すると根腐れを起こしてしまいます。
植え替えする時は、購入時の植木鉢のサイズを基準に一周り大きいものを選びましょう。
植木鉢の種類 それぞれの特徴は?
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植木鉢にも形や素材、さまざまな種類があります。
素材によって特徴もそれぞれありますので、用途によって選ぶとよりいいです。
【素焼きの鉢】ほとんどの植物に適する
粘土を焼いて作られています。
通気性や排水性が良いですが、乾きやすいので水やりには注意しましょう。
普通の素焼き鉢:鉢の口径(直径)と高さがほぼ同じくらい。ほとんどの植物に適しています。
駄温鉢:昔ながらの鉢で、粘土に砂を少し混ぜて高温で焼かれています。縁の部分にうわ薬が塗られています。 安価で壊れにくいです。
テラコッタ:イタリア語で素焼きの意味です。「terra/テッラ:土」+「cotta/コッタ:火を通した」 日本の素焼きよりも高温で焼かれているので、硬くて割れにくいです。
【プラスチック製の鉢】安くて軽い
安価で軽量、加工がしやすいので色や形、デザインが豊富です。
保水性は抜群ですが、通気性が悪いので過湿に注意しましょう。
色やデザインは豊富ですが、やはり質感はプラスチック特有の人工素材感が否めませんので、ルックスに劣ります。
花屋や園芸店でそのまま売ってる鉢花や観葉植物は安物のプラスチック製の鉢が多いと思います。 植え替えるかおしゃれな鉢カバーなどに入れるとインテリアにもいいですよ。
【化粧鉢】装飾性が高くおしゃれ
鉢にうわ薬をかけて焼いたもので、あとからペイントされたものなど装飾性が高いです。
うわ薬をかけているので、通気性、排水性に劣ります。
【木製の鉢】ワイルドで素朴
通気性、排水性に優れていて、草花と溶け合い自然な風合い、ワイルドで素朴なイメージを醸し出します。
木製なので水を吸収します。すると重くなり持ち運びが大変になります。
大型のものは実際に育てる場所で植えつけましょう。
通気性、排水性に優れ使い込むほどに味が出てきますが、
耐久性には劣ります。
【金属製の鉢】サボテンや多肉植物向き
ブリキの植木鉢などがとても人気です。
アンティーク調なものや、ジャンクガーデンなどに似合うデザインがあります。
アメリカンなイメージを作り出せます。
金属製の為、水分に触れることが多いとサビて腐食してしまいます。
鉢カバーとして使うのがオススメ。もしくは水やり回数が少ないサボテンや多肉植物に向いています。
【紙製の鉢】エコな鉢
古紙を利用した鉢です。
軽くて通気性に優れています。
耐久性が弱く、1~2年が目安です。
使用後はそのまま燃えるゴミとして捨てれるエコな容器です。
まとめ
「号数×3」 これを覚えておけば鉢のサイズがわかります。
おまけにケーキのサイズもわかっちゃいます。
鉢の種類も特徴もさまざまです。
小さめのインテリアグリーンとして僕のオススメは、自分で色を塗った素焼き鉢です。この写真の素焼き鉢も僕が自分で塗りました。
素焼き鉢は安いし自分で簡単におしゃれな鉢が出来上がりますよ。
おすすめのペンキがあります、「バターミルクペイント」で検索してみてください。
すごく格好いい色がそろっていますよ。
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