多肉植物の中でも人気の種類【ハオルチア】の育て方と好きになる4つの理由
2016/10/20
これから多肉ライフを始めたい人には超おすすめの多肉植物。
色んな種類をコレクションするマニアもいる。
そんな多肉植物ハオルチアの4つの魅力をご紹介。
これを読んだあなたも、きっと好きにならずにはいられないですよ。
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目次
多肉植物ハオルチアとは
あなたもアロエは知っていますよね。
ハオルチアはアロエに近い小型の多肉植物です。
原産地は南アフリカで、傾斜地、低木の下、岩の隙間などでよく自生しています。
約300種類ほどあり、葉の質感により軟葉と硬葉の2タイプに分かれます。
写真左が軟葉で右が硬葉です。
理由1.きっとお気に入りのハオルチアが見つかる
ハオルチアの魅力の一つは、なんといってもバリエーションの豊富さです。
多様な葉の形態があります。
その中でも人気が高いのがオブツーサなどの葉先が透明のガラス窓のようになっている種類です。
自生地では土ぼこりなどで葉が埋まり、その透明の部分だけが地表に出た状態で生育しています。
何故先が透明なのか、
それは効率的に日光を取り込めるようにするためなんです。
肉厚な葉はロゼット型、つまり放射状に育ちます。
身を寄せ合うように固まって株を形成し、中には幾何学的な形になるものも多くあります。
他にも細身でリング状の白い模様があるもの、先端が糸状のものなど本当にバリエーション豊かです。
逆に好きなものを選ぶのに困ってしまうかも。
でもなんといっても僕のオススメは葉先が透明なタイプです。
陽に透かして見て下さい。
そしたらきっとあなたにもわかるはず。
理由2.シンプルな育て方で簡単
ハオルチアに限らず、植物全般にいえる事ですが、原産地の環境を理解し生育環境を整えることが植物を元気に育てるうえでのコツです。
ハオルチアは岩や低木の間などで育っているので、木漏れ日程度の光が好みで、高温多湿が苦手です。
基本は戸外で育てるのが適していますが、冬の寒さが厳しい地域では簡易温室か、室内の日当たりがいい場所に移しましょう。
風通しを良くしましょう
夏などの強い直射日光を浴びると、鉢の中で根が傷んでしまいます。
すると外葉が溶けてしまいます。
高い壁などで囲われた場所の時などは棚などにおいて風通しを良くしましょう。
遮熱対策に人工芝などを引くといいです、通気や排水の効果もあります。
水やりはメリハリがポイント
ハオルチアの生育型は春秋型種です。
ですので春秋はたっぷり水を与えます。
夏は断水しない程度に控えめに与えます。(環境がいい場所であれば水分の蒸発も多いので通常の水やりでもいいです。)
冬は少なめの水やりでいいです。
優しい光をまんべんなく
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夏の強い直射日光は葉が焼け茶色くなってしまい、透明の窓の水分が失われへこんでしまいます。
ですので半日向程度の光の場所に置きましょう。
暗いですとすぐに徒長して1~2週間で形が崩れてしまいます。
日光の環境に慣れさせる為の方法
購入後や場所移動などをしたときは、その場所の日光の環境に1週間ほど慣れさせましょう。
1枚に剥いだティッシュを被せて霧吹きでぬらします。
適度に遮光できて、ティッシュも風で飛ぶことはないので大丈夫です。
理由3.手間をかければそれに応えて元気なピカピカなハオルチアに
ハオルチアは安定した環境を好みます。
そういった環境を用意してあげることで、健康的な葉色のつやが出てきます。
成長期にどれだけ好環境を与えてあげれるかがポイントです。
ライトで足りない光を補足
日照条件の悪い場所でしたら、熱のこもらない蛍光灯やLEDライトで光を補いましょう。
横向きの葉の窓にも光が当たるように、横からもライトを当てるといいです。
強い日差しを50~60%の遮光
ハオルチアに直射日光はNGです。
夏など日光が強いときには、遮光ネットなどで50~60%遮光しましょう。
木漏れ日のような半日向の柔らかい光をつくろう。
風を起こせ
蒸れが大敵のハオルチア。
ですので風通しはとても重要な要素です。
もし空気の対流の少ない置き場所でしたら、小さめの扇風機などで空気を動かしましょう。
耐寒温度は5℃
種類によって差はあるのですが、冬は5℃下回らないように管理しましょう。
湿度は60%前後が最適。
人工芝を敷いて霧吹きで調整する方法もあります。
温湿度計で管理するといいです。
ペットボトルで簡易ハウス
冬は日当たりがよければ出窓などの室内でもいいです。
5℃を下まわらない地域で、戸外でしたら蓋を外して上部を切り取ったペットボトルの簡易温室もおすすめです。
理由4.お気に入りの鉢も楽しめる
ハオルチアの魅力はフォルムやサイズをあまり変えずに育てることができることにもあります。
お気に入りの鉢に植えたらそのまま鉢と一緒に長く楽しめます。
同じ多肉植物のサボテンほど土の温度を極端に上げる必要がありません。
ですのでブリキや陶器などお気に入りの鉢に植えることが可能です。
でも蒸れは大敵なので、底穴があることは必要条件です。
植え替え時期は秋~春の成長期ならいつでも大丈夫ですが、最適な時期は秋の彼岸のころのちょっと涼しくなってきた時期です。
植え替えポイント
植え替えの時は根を整理しましょう。
根はゴボウみたいな根をしています。
白く張っている根は残して、茶色くフカフカした根は役目を終えた根なので取り除きましょう。
根腐れや傷がないならば無理に乾燥させないほうがいいです。
古い土はしっかり落として、根が曲がらない深さを確保しましょう。
根が張るまで2週間ほど遮光して管理しましょう。
まとめ
ハオルチアいかがだったでしょうか。
見た目の美しさ、管理の楽さ、丈夫さ、手ごろなサイズ、価格、
何拍子もそろってます。
この美しさは是非手に取って実際に見て感じて頂きたいです。
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