サボテンの育て方 根腐れさせない水やり、植え替えや土は、サボテンの花の咲かせ方
多肉植物の一種であるサボテン。
水やりの手間も少なくて育てやすくユニークな形のものがありとても人気ですよね。
でもそんなイメージで育ててみたらサボテンなのに枯らしてしまったなんてこともよく耳にします。
ちょっとしたポイントを押さえれば長くずっと楽しめる植物ですよ。
そんなサボテンの育て方をご紹介します。
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サボテンを育てる時、押さえておきたいポイント
光と風通し
サボテンはとても光を好む植物です。 日光不足になりますと変な形にサボテンが伸びてきます。
インテリアとしてサボテンを室内に飾ることが多いと思います。室内に置くときはなるべく光が当たる場所に置くか、日光浴をさせるなどをして、十分に光を浴びさせてあげて下さい。
砂漠に自生していて暑い夏の直射日光にも強そうですが、急激な直射日光は葉焼けを起こしてしまいます。レースカーテンなど何かワンクッション挟んだ光をあてるといいですよ。
ほとんどの植物もそうなのですが、サボテンも風通しがいい場所を好みます、空気が動くように工夫をしてあげて下さい。でもエアコンの風などには直接当たらないように。
サボテンの適温
サボテンは砂漠などに自生していることから、暑さに強いイメージが強いですが、すごく強いわけでもないです。逆に寒さにもすごく弱いわけでもないです。
耐寒温度は5℃ 最高温度は40℃を目安に管理してください。
室内管理でしたら温度の心配はあまりないと思います。 ですので日当たりと通気性を主に考えた場所を選んだ方がサボテンにはいいと思います。
根腐れをさせない水やり
サボテンはあまり水が必要なさそうですが、生育期にはしっかり欲しいです。
でも乾燥気味に育てることを頭に入れて頻繁にはやりすぎないように気を付けましょう。
乾燥には非常に強いので”たまに”くらいの感覚で大丈夫ですよ。
基本的な水やりのタイミング
- 生育期である春・秋(4~6月・9~10月)は土が乾燥したらたっぷりと与えて下さい。
- 梅雨の時期は湿度が高くなるので、乾燥気味を意識しておいて、かなり控え目でいいです。
- 生育が緩くなる夏(7~8月)は水の必要量が減ります。土が乾燥して2~3日後に与えましょう。一回に与える水の量も少しでいいです。
- 生育が止まる冬(11~3月)は断水くらいでいいです。様子を見て与えても月に1回程度で。
注意したいのが過湿です。常に土が湿っている状態にしないようにしましょう。根腐れの原因になってしまいます。
ですので水を与える目安は”週に○回”とかよりも、土の状態を確認して中までしっかり乾燥してから与えるようにしましょう。 ちょっとくらい水やりを忘れたってへっちゃらです。水をやりすぎるより全然いいですよ。
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植え替え方法
サボテンは年に一回植え替えてあげることにより元気に育ちます。
植え替えをしないで根詰まりを起こすと、水はけが悪くなったり、生長障害や枯れたりしてしまいます。長くずっと楽しむには植え替えをしましょう。自分で植え替えたサボテンは育てがいが出てきて、より楽しめますよ。
サボテンを植え替える時の基本的な注意ポイントは、植え替え前には水を与えず乾燥させておくことです。
それから伸びすぎた根や傷んだ根は切ってください。
植え替え時期は春か秋がベスト
基本的な植え替え方法はこちら→長く楽しもう【多肉植物の増やし方・植え替え方】
サボテンの土には、市販されているサボテン用の土を使うのが間違いないです。
もし土づくりをされるのであればこちらを参考に→多肉植物のおすすめの土 基本配合
サボテンの花
ほとんどのサボテンが花を咲かせます。でも中々ご家庭で咲かせるには条件が難しいものもあります。
そういった条件のサボテンじゃなければ咲かせることは可能です。 花を咲かせやすい種類を選ぶのがポイントですね。
名前だけじゃ種類が多すぎて区別できませんが、
- マミラリアデアルバータ
- マミアリア玉翁
- ギムノカリウム水晃冠錦
などが咲きやすいそうです。
サボテンの花を咲かせるコツ
コツは簡単です。
- 十分に日光浴をさせる。
- 休眠期を作ってあげる。
日光は大好きなので、特に生育期には沢山日光を浴びさせて元気にしてあげて下さい。
休眠期を作るというのは、室内管理の場合、冬でも部屋が暖かいと休眠期に入りません。花を咲かせるのであれば冬場は休眠期に入れるように寒い場所で管理してあげて下さい。 自然下と同じような環境を作ってあげることがポイントです。
年に一回の植え替えもしていれば、根詰まりもなく元気に育ってくれるので、花も咲きやすくなると思いますよ。
まとめ
サボテンは簡単なポイントを押さえておけば、すごく丈夫で育てやすくてオススメのインテリアグリーン。
棘のない多肉植物よりも簡単だと思いますよ。
ポイントは
- 日光に良く当てる。
- 風通しを良くする。
- 水は土がカラカラに乾いてからでOK。乾燥気味に育てて。
- 夏場の水は控え目に、冬場は断水でもOK。
- 一年に一回の植え替えでより元気に育つ。
可愛い花が咲くので挑戦してみてください。
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