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金のなる木の育て方 花の咲かせ方や植え替え方法そして名前の由来は?

2017/03/10

金のなる木 花月

金のなる木は樹木のようですが、肉厚な葉をもつ多肉植物です。

寒さにも暑さにも乾燥にも強く、とても丈夫な植物で初心者や手間をかけずにグリーンを楽しみたいあなたにおすすめです。

上手に育てれば花もつけてくれますよ。

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金のなる木の基本データ

学名:Crassula ovata

植物分類:ベンケイソウ科 クラッスラ属

原産地:南アフリカ

好みの日当たり:日光を好む

水やり:乾燥気味

「金のなる木」という名前の由来、風水や花言葉は?

葉の形が硬貨に似ていることから英語名では「Dollar plant」と呼ばれています。

それから日本では五円玉を茎に通して育て売られていたため「金のなる木」と呼ばれるようになりました。

「成金草」という別名も持っています。

風水から見る金運アップの効果があるとされており、南東へ置くとよりいいでしょう。葉の形や向きからリラックス効果、やる気、前向きな効果が得られます。

花言葉は「一攫千金」「富」「幸運を招く」「不老長寿」

このように金のなる木はとてもお金と縁のある植物です。

基本の育て方 置き場所や水やり、肥料などは?

金のなる木 茎

金のなる木はとても丈夫で、暑さ、寒さ、乾燥に強く育てやすい植物です。

基本の育て方のポイントです。

日のあたる場所に置く

多肉植物である金のなる木は日光が大好きなので一年を通して沢山日光が浴びることが出来る場所に置きましょう。

真夏の強い直射日光は葉焼けするので遮光したり半日向へ移動するなどの対策が必要です。

特に斑入りの品種は直射日光に弱めなので気を付けて下さい。

寒さに強く0℃までは大丈夫ですが、霜などに当たるのは避けましょう。ですので冬場は室内の日当たりのよい場所で管理するのがいいでしょう。

それから風通しが良く、雨が当たらない場所に置きましょう。

水やりは控え目に

肉厚な葉に水分が溜められています。

ですので水やりを忘れて枯れるということは中々ないです。 むしろ水のやりすぎが原因で根腐れを起こし枯らすことが多いです。

基本は土が乾いてからたっぷりと水を与えましょう。 2週間に1回くらいで問題ないです。

晩秋から冬の間は休眠期に入りますので、更に控え目にしましょう。 月に1回くらいで問題ないです。

肥料は少な目で

金のなる木はあまり肥料を必要としないので、規定量よりも少な目の量を与えます。

生育期の4月~10月に月に1回、緩効性肥料を規定量の半分くらい与えます。

葉が落ちる原因は

日照不足、水やり管理の失敗による根腐れなどが起きた時に葉が落ちてしまします。

ですので育てるときは日当たりと水やりにポイントを置いて育ててみてください。

特に寒くなる季節の変わり目には水やりを気をつけて下さい。寒くなると水やりの頻度は少なくていいです

 

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金のなる木の花を咲かせるには

金のなる木の花

金のなる木に花を咲かせるには少しコツが必要です。

8月中頃から10月中頃まで水やりを控えます

この時期に花芽が生育するのですが、水分があると葉の成長に力が注がれてしまい花が付かなくなるそうです。

まったく断水して育てられる方も見えます。 葉にしわが入るくらい水を控えても大丈夫です。

それから一年を通して充分に日光に当てましょう

窒素(N)の多い肥料も与えないようにしましょう

金のなる木の植え替え方

多肉植物ハオルチアの植え替え

植え替えの時期は4月~6月、もしくは9月~10月がいいです。

出来ればこれから生育期を迎える4月~6月がおすすめです。

根鉢を軽くほぐして古い根や傷んだ根は整理しましょう。 植え替え方は観葉植物の基本の植え替え方で大丈夫です。

土は多肉植物用の土を使うのが間違いないです。

土づくりをするのであればおすすめの基本配合に水はけを強化できる用土をブレンドするといいです。

選定方法と時期は

剪定をする時期は4月~6月が一番適期です。 もし花芽が付いている時期でしたら、花芽は残すように剪定をしましょう。

一応10月までは大丈夫ですが剪定後に生育期を持ってくることで剪定によるダメージが回復しやすくなります。

樹形を整えながら、通気性を良くするように込み合っている枝を切りましょう。

切った枝は挿し木にして増やすことが出来ます。

増やし方 挿し木と葉挿し

多肉植物の葉挿し

金のなる木は挿し木と葉挿しで増やすことが出来ます。

挿し木、葉挿しに使う枝、葉はなるべく状態のいいものを使うのがポイント。です

方法は多肉植物の増やし方を参考にしてください。

まとめ

金のなる木は本当に丈夫で育てやすい植物なので気楽に楽しむことが出来ますよ。

注意しときたいポイントは、

  • 乾燥気味に育てる(頻繁な水やりは根腐れの原因)
  • 日光に十分当てる(日照不足で葉が落ちる)
  • 花を咲かせるには8月中旬~10月中旬は水を控える(葉にしわが入る位の管理)
  • 霜、雨には当たらないように(冬は室内管理)

以上の事さえ気をつけておけば元気な金のなる木が育てられます。

植物を楽しんで金運アップしちゃいましょう。

 

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