【花の日持ちを良くする方法】花束・アレンジメントをもらったら

2016/10/26

女性へフラワーギフト

花束やアレンジメントなど、花のプレゼントをもらったら女性は特にうれしいですよね。
でも「すぐ枯らしちゃう」、「綺麗に飾れない」、「どうしたらいいかわからない」
花屋さんが教えます。
せっかく大切な人からプレゼントされたお花、長く楽しみましょう。

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【日持ちを良くするには】切り花の敵はバクテリア

日持ちしない、すぐしおれる、枯れる、何故でしょう。

飾る場所が暑い、エアコンの風が当たっているなど環境の他にも原因はあります。

それは

バクテリアによる原因

が考えられます。

バクテリアが繁殖して花の茎の導管に詰まってしまい水の吸い上げの妨げになり、しおれて枯れてしまいます。

つまりバクテリアを抑えることが日持ちを良くするポイントです。

窓辺の花

花束・ブーケをもらったら【日持ちの為にすること】飾る前

花束とプレゼント

誕生日、送別会、記念日など花束をもらって家に帰ってきたら、まずすること。

それは水揚げです。綺麗な切り花達は花屋さんで花束になり素敵なラッピングをされてますよね、そのまま飾りたいかもしれないけど、あなたの家に着くまで数時間が経ち(母の日など花屋さんが忙しい時期なんかは一日以上経っている場合も)とてもストレスが溜まっています、元気がなくなっています。

だから新鮮な綺麗な水を飲ませてあげて下さい。

まず素敵なラッピングを脱がしましょう。花は蒸れが嫌いです。

次に、足元に保水処理がしてあります、ペーパーが巻いてあったり、ゼリー状の給水材が入った袋がかぶせてあったりします。

それを外して、縛ってある紐やゴムを切り、足元を綺麗に洗います。

その時もし茎にぬめりがあれば綺麗に落として下さい。それがバクテリアです。それから花瓶に立てたときに水に浸かる部分に葉っぱがあれば取り除きましょう葉っぱが水についているとすぐ腐り、バクテリアの繁殖につながります

そして水揚げをします。水揚げには花の種類により適した方法があるのですが、あなたの自宅でも出来る方法です。

それは水切りです。水切りはどんな花にも適した簡単な水揚げ方法です。

では清潔なバケツなどに水をたっぷり溜めます。清潔な切れ味の良いハサミを使い、なるべく深い位置で斜めにカットして下さい。

そしてしばらく花が元気になるまでそのまま水の中に入れておいてください。

花が活き活きしたら、お気に入りの花瓶・フラワーベースに長さを合わせて、立てて飾りましょう。

もちろん花瓶など花を立てる器も清潔に、花に影響がないもので除菌出来るとより良いですよ。

日持ちさせるには花の切り口になるべく雑菌が触れないようにするのが大事です。

花束を飾ったらすること 日持ちするお世話

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飾る前にした処理のおかげで綺麗な活き活きした花が飾れました。

次は日持ちする為のお世話です。

水替えをこまめにしましょう、毎日ぐらい出来たらとても良いのですが、流石に大変ですから3、4日に一回くらいでいいでしょう。

でも夏場の暑い時期は水も傷みやすいのでもっと頻繁に替えましょう。

水替えの時に切り戻しをしましょう

切り戻しとは、花の切り口を切りなおす事です。その時も水切りをしてあげるとより良いですよ。

それからぬめりがあれば綺麗に洗いましょう、茎も花瓶も。

フラワーアレンジメントをもらったら

BOXフラワーアレンジ

アレンジメントは花束に比べたら管理は楽です。

というか、給水フォーム(緑色のスポンジ)に挿してあるので花束のようなお世話ができないのです。

アレンジメントがあなたのお家にやってきたらまずすることは、透明なラップで包んであるラッピングを外してください。風通しを良くしてあげましょう

置き場所は涼しくて、風の当たらない、日光が当たらな場所がいいです。

そしてたまに器の中の水をチェックして水が減っていたら、綺麗な水を足して下さい

日数がたてば徐々に花が枯れていき格好が悪くなっていきます、そしたら綺麗な花を抜いて花瓶に立てて楽しみましょう。

カーネ花瓶

最後にもうひと手間で更に日持ちアップ

もう少し日持ちを良くするのに出来ることがあります。

それは花瓶の水、アレンジメントに足す水を切り花用の延命剤を入れた水にすることです。

漂白剤を入れたり、砂糖を入れたり、いろいろ方法がありますが、切り花用の延命剤を使うのが一番良いです。検証もされており、延命剤を使った花は一番日持ちし、花も最後まで咲き切ります。

もう一つ、枝分かれしている花に咲かないような蕾があったら取り除いてください。そうすることによって咲かない蕾に余分なエネルギーを使わなくてすみ、綺麗に咲き切ります。

まとめ

素敵なラッピングはそのままにしておきたいですが、外しましょう。

バクテリアが切り花の大敵です、切るハサミ、花瓶、水は清潔で綺麗なものを

飾る前にはしっかりと水揚げ

水替え、水足しには切り花用の延命剤を使うとなお良し。

咲かない蕾は取り除く。

これだけのお世話ができたら日持ちもずいぶん違ってきますが、これだけをこなすのは大変ですよね、めんどくさく感じちゃったらせっかくの綺麗な花も楽しめなくなっちゃいますよね、本末転倒です。

僕は苦にならない程度の出来る範囲で花を楽しめたらいいと思いますよ。

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